様々な製品が作られるタブレット

タブレットと一言に述べましても、その種類は様々です。歴史の浅いタブレットですが、しかし、とても市場を賑わせていることから、多様化の一途をたどっています。スマートフォントパソコンの間とされていますが、スマートフォンともいえるような小さなタブレットもあれば、パソコンとも思えるほどに大きなタブレットもあります。その上、ノートパソコンのようにディスプレイを閉じたり、ディスプレイを単独のタブレットのように扱う製品までもあります。その躍進振りはすばらしいもので、スマートフォンとパソコンとの境界線を曖昧なものにまでさせています。そして、その多様な製品は、価格の点においても、様々な姿を見せてくれています。

低価格の視点から見るタブレット

 最小価格クラスのタブレットは現在、約7,000円ほどとなっています。これは、電子書籍などに特化したタイプでして、こうした一つの使い方に特化したものは、比較的手に入りやすい部類になっています。また、タブレット自体の低価格化競争も激しくなっています。たとえば、スマートフォンとのぎりぎりの境界線とされている7インチのタブレットは、やはり同じように低価格となっておりますし、そこから1万円前後になってきますと、さらにタイプは増加していきます。中には、大手メーカーによる製品もあります。バリエーションは様々ですが、OSやメモリなど、きちんと理解した上で購入しなければ、期待している機能が搭載されていなかったりするので、注意が必要です。

高価格の視点から見るタブレット

 これが、法人向けのタブレットとなると、話は大きく変化していきます。当たり前の話なのですが、機能が素晴らしいのです。圧倒的な大画面に、防塵、防水機能、それから素晴らしい画素数……。どれを取っても一流どころが盛りだくさんです。けれどもその価格は急上昇。5万円、6万円どころから、15万円、20万円、果ては48万円と、こちらもバリエーションが豊富となっています。使い心地も良いとされ、会議や現場など、様々な場所で活躍しています。

多様なタブレット

 低価格であれ、高価格であれ、どちらも、使う人がどのように使うのかを知っている必要があります。高価格なものは、そうでなければならない場所で使われており、低価格なものは、その専門的な能力が問われる場所で使われています。適材適所であることが一番です。多様な姿を見せてくれるタブレットですが、それだけ、有効に活用されているということであると同時に、それだけ、使い勝手の良い端末とも言えます。購入前に、どのようにして使うのかをあらかじめ考えておくことは、とても、重要なことなのです。